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【セッション時間、なぜうまく使えない?シリーズ第5回目】「話があちこちに広がってしまい、結局まとまらない…」 セッションの“軸”を取り戻す3つの視点

セッションが終わったあと、

 

「結局、何の話だったっけ?」

 

「方向性が見えないままだった......」

 

「ただ話を聞いただけの時間になってしまった」

 

と感じること、ありませんか?

 

お客さま(クライアント)がたくさん話してくれたのに、

 

“ゴール感” や “収束感” が得られない.......。

 

その原因は、『軸』のおきどころにあるかもしれません。

 

ハスの花と葉っぱと水✨

《話の軸を失わないための3つの視点》

セッションの『軸』のおきどころがしっかりしていると、コーチとして話に翻弄されないですみます。

 

お客さんと共感するあまり、お客さんと同じ「穴🕳️」に入り込んでしまったら、

 

本末転倒となります!

 

【軸を失わないための3つの視点】

  1. セッションの目的を "共有” する
  2. 話の流れを "俯瞰” しながら聴く
  3. お客さま(クライアント)の "今” に戻す問い

 

🔑① セッションの目的を“共有”する

セッション前半でテーマを開くとき、

 

「なんとなく話したいことを話す」というモードに入っていると、

 

話が拡散しやすくなります。

 

🗣️「今日はどんな状態になってセッションを終えたいですか?」

 

🗣️「終わったあと、どんな感覚になっていたいですか?」

 

この問いで、お客さまと『共通ゴール』をつくることで、

 

対話の方向性に自然と "軸” が生まれます。

 

 

🔑② 話の流れを“俯瞰”しながら聞く

セッション中、

 

話が脱線したり、感情の流れに引っ張られたりすると、

 

テーマからズレていくこともあります。

 

そんなときは、あえて問いかけます、

 

🗣️「今までの話を、ざっと振り返ってみると、どんな流れでしたか?」

 

コーチも一緒に流れを整理してあげることで、

 

“全体の文脈” が見え、再び軸を取り戻せます。

 

ときには、話がズレてしまった内容の方が、お客さまの「今」にとっては重要となることもあります。

 

🗣️「今までのゴールからズレてしまうが、新たなテーマでお話続けますか?」

 

と確認をして、お客さまと「軸」の移動を共有することが大切です。

 

 

🔑③ クライアントの“今”に戻す問い

話が散らかってきたとき、

 

一度、お客さま(クライアント)を「今ここ」に戻します。

 

🗣️「いま、この話をしていて、何が一番引っかかっていますか?」

 

🗣️「この中で、特に深掘りしたいことはどれですか?」

 

これにより、散らばった話の中から、

 

お客さま自身が “最も大事なテーマ” を選び直せるのです。

 

💡セッションは“迷路”ではなく、“地図づくり”

話が広がること自体は悪いことではありません。

 

でも、それを「どう整理し、意味づけし、前に進むか」が

 

プロとしての手腕になります。

 

軸を見失ったセッションは、

 

“終わった感” も “進んだ感” も得られないのです。

 

 

まとめ

˝セッションを「まとまらなかった時間」にしない!„

 

✅お客さま(クライアント)とゴールの共有

 

✅話の流れを一緒に俯瞰

 

✅“今”に引き戻す問いかけ

 

これで、広がった話を「一つの意味のある線」に変えられます。

 

 


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特別な才能があったわけではありません。
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