セッションが終わったあと、
「結局、何の話だったっけ?」
「方向性が見えないままだった......」
「ただ話を聞いただけの時間になってしまった」
と感じること、ありませんか?
お客さま(クライアント)がたくさん話してくれたのに、
“ゴール感” や “収束感” が得られない.......。
その原因は、『軸』のおきどころにあるかもしれません。

ハスの花と葉っぱと水✨
《話の軸を失わないための3つの視点》
セッションの『軸』のおきどころがしっかりしていると、コーチとして話に翻弄されないですみます。
お客さんと共感するあまり、お客さんと同じ「穴🕳️」に入り込んでしまったら、
本末転倒となります!
【軸を失わないための3つの視点】
- セッションの目的を "共有” する
- 話の流れを "俯瞰” しながら聴く
- お客さま(クライアント)の "今” に戻す問い
🔑① セッションの目的を“共有”する
セッション前半でテーマを開くとき、
「なんとなく話したいことを話す」というモードに入っていると、
話が拡散しやすくなります。
🗣️「今日はどんな状態になってセッションを終えたいですか?」
🗣️「終わったあと、どんな感覚になっていたいですか?」
この問いで、お客さまと『共通ゴール』をつくることで、
対話の方向性に自然と "軸” が生まれます。
🔑② 話の流れを“俯瞰”しながら聞く
セッション中、
話が脱線したり、感情の流れに引っ張られたりすると、
テーマからズレていくこともあります。
そんなときは、あえて問いかけます、
🗣️「今までの話を、ざっと振り返ってみると、どんな流れでしたか?」
コーチも一緒に流れを整理してあげることで、
“全体の文脈” が見え、再び軸を取り戻せます。
ときには、話がズレてしまった内容の方が、お客さまの「今」にとっては重要となることもあります。
🗣️「今までのゴールからズレてしまうが、新たなテーマでお話続けますか?」
と確認をして、お客さまと「軸」の移動を共有することが大切です。
🔑③ クライアントの“今”に戻す問い
話が散らかってきたとき、
一度、お客さま(クライアント)を「今ここ」に戻します。
🗣️「いま、この話をしていて、何が一番引っかかっていますか?」
🗣️「この中で、特に深掘りしたいことはどれですか?」
これにより、散らばった話の中から、
お客さま自身が “最も大事なテーマ” を選び直せるのです。
💡セッションは“迷路”ではなく、“地図づくり”
話が広がること自体は悪いことではありません。
でも、それを「どう整理し、意味づけし、前に進むか」が
プロとしての手腕になります。
軸を見失ったセッションは、
“終わった感” も “進んだ感” も得られないのです。
まとめ
˝セッションを「まとまらなかった時間」にしない!„
✅お客さま(クライアント)とゴールの共有
✅話の流れを一緒に俯瞰
✅“今”に引き戻す問いかけ
これで、広がった話を「一つの意味のある線」に変えられます。
あなただけのための、Zoomセッションでは、
あなたの「可能性のスイッチ」が入ります。
- あなたの中にある“届けたい価値”が明確になります
- 誰に・どんな変化を届けられるかが言語化できます
- “学びジプシー”状態から抜け出すきっかけが得られます
- 「何を教える講師になるか」が自然と浮かび上がります
- 和文化や自分の感性を“講師力”として活かす視点が手に入ります
実際にこのセッションをきっかけに
「自信ゼロの専業主婦」だった方が、
今では独自の教室の講師として二拠点生活をスタート。
特別な才能があったわけではありません。
ただ、自分の中にあった価値と向き合い、
ほんの少しのスイッチが入っただけ。
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