セッションの終盤。
時間が残り5分、3分、1分......と迫ってくるなかで、
「うまくまとめられない......」
「とにかく終わらせなきゃ......!」
と、焦って空回りした経験はありませんか?
本来、セッションの締めは
「余韻と行動が残る、静かな着地」が理想です。
今回は、残り5分を “濃く、有意義に” なるための3つのコツをお届けします。
行きは綺麗な青空、帰りは真っ黒な雲、家に着くと同時に雷雨⚡️!洗濯物も取り込めて、運が良い!
《セッション終盤の3つの締め技》
始まりと終わりが肝心となります。
そして、「終わりよければ全てよし」と言われているように
“終わり方” で次のセッションまでのお客さまに与える影響も違ってきます。
コーチの影響は、セッション時間だけでなく、
セッションとセッションの間の時間もずっと続けられるようになるとプロフェッショナルな領域に入ります。
そのためにも、セッション終盤の3つの締め技を紹介します。
- “振り返りの言語化” はお客さま(クライアント)に委ねる
- 行動の前に “感情” を確認する
- 未来への自分への “メッセージ” を届ける
🔑① 「振り返りの言語化」はクライアントに委ねる
コーチがまとめすぎると、
「コーチに導かれた結論」で終わってしまうことも。
大切なのは、お客さま(クライアント)が
自分の言葉で今日の気づきを語ることです。
🗣️「今日のセッション、どんな時間でしたか?」
🗣️「何が印象に残っていますか?」
🗣️「今の自分を一言で表すと?」
たとえまとまり切らなくても、
その人の今のリアルな状態が、最も意味のある締めになります。
🔑② 行動の前に“感情”を確認する
ゴールを急いで、「じゃあ何やる?」に飛ぶのではなく、
その前に “心の温度” を感じ取ります。
🗣️「今、どんな氣持ちですか?」
🗣️「話してみて、どんな自分が見えてきましたか?」
この問いかけは、
お客さま(クライアント)が “行動” と “感情” をつなげるためにとても大切。
氣持ちと行動がつながると、
セッション後の行動継続率がグッと上がります。
避けたいのは、コーチから “言わされた行動” の設定です。
お客さまはコーチが “喜ぶ” と “正解” のために行動計画を言うこともある。
それは、実行されない計画になります。
🔑③ 未来の自分へ“メッセージ”を届ける
最後の1分で、
こんな問いを投げかけてみてください。
🗣️「今日の自分から、1週間後の自分に、何か一言送るとしたら?」
🗣️「次の行動を忘れそうになったとき、どんな声をかけて欲しいですか?」
これは、未来に向けた “内的アンカー” になります。
締めくくりが「コーチのまとめ」ではなく、
「自分への宣言」となることで、
セッションがグッと力強く終われるのです。
💡「まとめよう」としないほうが、うまくいく
セッション終盤の焦りは、
“うまくまとめよう” というプレッシャーから生まれます。
でも本当に大切なのは、
「その人の今を、そのまま受け止めること」。
まとめようとせず、“今の本人の言葉” を大事にすれば、
締めは自然と、力強いものになります。
そして、コーチはいつでも「あなたを応援」していますと付け加え、
「どんな応援が欲しい?」と聴くことも行動継続率にもつながります。
良き伴走者、良き支援者のコーチになりましょうね。
あなただけのための、Zoomセッションでは、
あなたの「可能性のスイッチ」が入ります。
- あなたの中にある“届けたい価値”が明確になります
- 誰に・どんな変化を届けられるかが言語化できます
- “学びジプシー”状態から抜け出すきっかけが得られます
- 「何を教える講師になるか」が自然と浮かび上がります
- 和文化や自分の感性を“講師力”として活かす視点が手に入ります
実際にこのセッションをきっかけに
「自信ゼロの専業主婦」だった方が、
今では独自の教室の講師として二拠点生活をスタート。
特別な才能があったわけではありません。
ただ、自分の中にあった価値と向き合い、
ほんの少しのスイッチが入っただけ。
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