その“もやもや” ・・・あなただけじゃないから大丈夫。
「気づけば、お客様(クライアント)が30分ずっと話してた・・・」
「私、何か言ったっけ?」
「これって、コーチングになってるの?」
セッションを終えた後、こんな風に不安になることはありませんか?
実はこれ、コーチ初心者🔰だけでなく、
経験を重ねたコーチでも起こる “あるある” なんです。
でも大事なのは、そこから
「自分がどう関わるか」「どう整えるか」を知っているかどうかです。
今日は、話が止まらないお客様(クライアント)に対して、
“止める” のではなくて、“整える” 関わり方を
一緒に探っていきましょう。

梅雨も意味があるよね♪
【なぜ?】なぜ、クライアントは話し続けるのか?
まずは、お客様(クライアント)の状態を少し理解するといいです。
ノンストップで話す背景には、こんな心理があります。
📌よくある理由:
- 安心して話せる場が初めて、もしくは、日頃ない
- 頭と心の整理がついていない
- 質問を投げられるより、まず全部吐き出したい
- “話すこと自体” が目的になっている(コーチングをあまり知らない)
- 黙ること・問われることに不安がある
つまり、“話すこと” が必要な段階なのです。
否定せず、むしろ「この人に取って必要な時間なんだ」とまず受け止める。
その姿勢が、信頼関係を強くします。

先日の空。歓迎されているように感じました⭐️
【対応策】聞き役で終わらない為に大切な3ステップ
では、どうしたら「ただ話を聞くだけ」から
「気づきを引き出すセッション」へ変えられるでしょうか?
コーチとして意識しておきたいのはこの3つのステップ👇
🧭STEP①:「今」の意識を取り戻す問いを挟む
🗣️「この話をしていて、今どんな感情が動いていますか?」
🗣️「この出来事を通して、何に気づいていますか?」
“話し続けるモード”から、
“内側を見つめるモード” へ優しくシフトさせる。
会話の流れに、そっと「内省のブレーキ」をかける問いを置くイメージです❣️
🧭STEP②:俯瞰させる問いで流れを整理する
🗣️「たくさんお話しいただきましたが、今、一番大切なテーマは何だと思いますか?」
🗣️「ここまでの話を通して、一番残っていることは何ですか?」
お客様(クライアント)自身が、話の全体像を俯瞰できるように促すことで、
“話したことで満足” ではなく、
“話して整理できた・気づけた” という実感につながります。重要なポイントです❣️
🧭STEP③:あえての「間(ま)」で、思考を促す
🧘♀️沈黙は、怖くない。
気づきが生まれる “空間” です。
あえて何も言わない時間を1〜2秒つくるだけで、
お客様(クライアント)は「自分の内側」に向かう準備ができます。
話が止まらないときほど、“問い+間” をセットで届けてみてください。

この季節の庭に咲く、🟡黄色鮮やか。
【大切な視点】「止める」じゃなくて「整える」がプロの仕事
あなたの役割は、話を止めることではありません。
“気づきが生まれる流れに整えること” です。
焦らず、流れに逆らわず、
その中に小さな「問い」や「間」を差し込むことで、
お客様の言葉の中に気づきの種が現れます。
そして気づいたとき、お客様はこう言います。
「今日、話せてよかったです。」
「今、すごく大切なことに気づけました。」
それは、あなたがただ “聴き役” ではなかった証拠です。
コーチ自身が整っていることが、流れを変える
お客様が話し続けるセッション。
焦らず、「整える」姿勢をもてるかどうかは、
コーチ自信の “在り方” にかかっています。
自分の呼吸・在り方・問い方を整えることで、
どんな流れも、必ず ”気づきの場” に変わります。
まとめ
🔷話が止まらないのは “安心の証”
🔷問いと間で、話す→気づくモードに変わる
🔷止めなくていい、整えるのがコーチの役割
🔷“整えられる自分” が、深いセッションをつくる
話が止まらないお客様でも、整える力があれば深いセッションになる❣️
あなただけのための特別な時間。
コーチだからこそ、自分地図を広げることを常にする必要があります。
自分のセッションの見直しも、コーチとしての在り方を整える。
ビバサンバセッションはそのためにあります。
先に進むエネルギーを蓄えましょう。
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シヤノア (木曜日, 19 6月 2025 11:06)
病院でのカウンセリングが上手く伝えられるか毎回考えています。逆の立場からのアドバイス参考にさせて頂きます。もしレジメがあれば、、私も欲しいです�