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教える立場になるほど“自己理解”が問われる理由

「先生って、自信に満ちた人がなるものかと思っていました。」

 

資格を取った後、私が感じたのは喜びよりも、戸惑いでした。

(もちろん、「合格した!」時は、すご〜く嬉しかった)

 

「本当に私でいいのかなぁ」

「教えるって、そんな簡単なことじゃない・・・」

 

でも、あるとき、ふとこんな言葉を耳にしたんです。

 

 

「教えることは、自分の存在を通して伝えること」

 

 

そのとき、ストンと腑に落ちました。

 

私が何を感じ、何を信じ、なぜこの道を選んだのかーーー

 

それが伝わることが、何よりも人の心を動かすのだって。

 

 

今、もしあなたが「私なんて・・・」と思っていたら

 

この先にある“本当の自信”に気づいて欲しいんです。

 

今日はその気づきと、自己理解を深めるちょっとしたヒントをお届けします。

 

夢だった二拠点生活が始まり、八ヶ岳小淵沢でサロンを開いています。

地元の子どもへのレッスンも楽しい。

きっかけは、「怖い」の感情でした

資格を取った後、「さあ、はじめよう」と思っても、なんだか怖くて動けなかった私。

 

「本当に私なんかにできるの?」

「失敗したらどうしよう?」

「クレームがきたら、どうしよう?」

 

そんな声が、頭の中で何度も響きました。

 

不思議ですよね〜。

 

“人の役に立ちたい”と思って始めたのに、

 

“自分がどうみられるか” が怖くて、身動きがとれない。

 

この矛盾に私はしばらく悩み続けました。

 

このときの私は、「悩む」と「考える」の違いがわかっていなく、

 

いつも悩んでいました・・・

 

自己理解が浅いと、他人の目が気になってしまう

そのとき、あるコーチングの言葉が心に響きました。

 

「あなたは“誰として”教えたいのか?」

 

という問いでした。

 

 

私が怖くて踏み出せなかったのは、

 

“ちゃんとしなきゃ” “上手に見せなきゃ”と、

 

見栄や理想の講師像ばかりを追っていたからでした。

 

 

でも、本当に大切なのは、

 

「私はなぜこの分野に惹かれてきたのか?」

 

「どんな経験を経て、今ここにいるのか?」

 

その “自分の物語” でした。

 

 

“自分の物語”の中に、自分の“強み” が詰まっていて、

 

そこから、「自分の使命」に結びつくことになります。

 

懐かしい髪型です。笑

「伝える力」は、「自分を知る力」から生まれる

人前に立つということは、自分の内側があらわになるということ。

 

だからこそ、“教える” という行為は、

 

自分を深く知っていないと、グラついてしまうものだと思います。

 

 

うまく話せなくてもいい。

 

完璧じゃなくてもいい。

 

むしろ「不完全さ」のなかにこそ、

 

人を惹きつける、本物の人間性があるのだと、今は感じています。

 

「唯一無二のわたし」でなければ、ロボットの方が正確に教えられるよね。

 

自己理解は、「愛の土台」(傾愛力®)になる

あなたも、きっと同じように

 

「自分が教える立場なんて・・・」と感じているかも知れません。

 

 

でもあなたがこれまで歩いてきた道、

 

悩んで、つまずいて、それでも続けてきた日々。

 

その全てが、あなたらしい教え方を作ってくれる“土壌”です。

 

 

だから、まずは、

 

「私って、どんな人?」

 

「どうして私はこれを大事にしているの?」

 

そうやって、ゆっくり自分と話す時間を持ってみてくださいね。

 

 

実は、私は偶然にも、お寺のなかで3時間も自分と対話をしました。

 

自分対話がすごく深まった、大切な時間となりました。

 

あの時間から、今の私の姿勢が始まったように思えます。

 

ある時、築地本願寺で娘を3時間待ちました。

あなたの“伝えたい”を、信じていい

教えるというのは、知識を一方的に渡すことではありません。

 

あなたという“濾過装置”を通して、大切にしてきたものを“差し出す”こと。

 

 

その姿に、誰かは励まされ、勇気づけられる。

 

だから大丈夫。

 

あなたの思いは、ちゃんと届きます。

 

 

いつか、あなたのその教室が、誰かの光になる日を、

 

私は心から楽しみにしています。

 

 

📌追伸

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小さな共感が、次の一歩になります。

 


あなただけのための特別な時間です。

自分をしっかり知ることから始まります。

自分の歌を歌って、自分の地図が広げるから、先の一歩が踏めます。

ビバサンバセッションはそのためにあります。