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人に影響を与えるリーダー(講師・経営者)の共通点と身につけ方

 

「あの先生、あの上司のことを今でも覚えている!」

 

という方は誰しも一人や二人はいるのではないでしょうか。

 

叱られたり、厳しいことを言われたりしていたが、

 

それでも信頼があり、慕っていたという先生や上司ではないでしょうか。

 

とても人気があり、目立っていた先生や上司もいたでしょうけど、

 

どちらかというと、そんなに目立つわけではないが、心に残っている方もいるでしょう。

 

そして、ネガティヴなことではなくポジティブな思い出がある人の方が多いでしょう。

 

そのように人の心に残る方の共通点はいくつかありますね。

 

 主な共通点は次の通りです。

  1. 包容力がある
  2. 相手のために叱る、正す
  3. 身をもって示す
  4. 自己管理能力が高い
  5. 自信があるから真の優しさがある
  6. 自分軸を持っている
  7. 視野が広く、視点が高い
  8. 行動力がある
  9. 優れたタイムマネージメント力
  10. コーチングができる
  11. 素直である

1、包容力がある

 

険しい顔や怖い態度をしていても

 

その人と居ると安心するという経験はあるのではないですか?

 

逆に

優しそうに見えるし口調も優しいが

 

その人と居て、気持ちが落ち着かない経験はありませんか?

 

その違いは「認める心」がそこにあるかないかになります。

 

相手を認めているかどうか、寛大な心があるかどうかは動物であれば、

 

すぐに察知します。本能が「味方」と分かれば、そこに安心が生まれるのです。

 

包容力があるリーダーは慕われますし、ずっと心に残る存在になりますね。

 

 

 

 

 

2、相手のために叱る、正す

 

先生や親の仕事の一つは生徒や子どもを叱る、正すことです。

 

私たちは、叱られてとてもいや〜な気持ちになり、反発したくなることもあれば

 

叱られて、(マズイ!ごめんなさい)と素直に心の中で思うことがありますね。

 

それは、

自分のために叱っているのか、相手のために叱っているのかの違いになります。

 

自分のために叱っている場合は、自分の感情のためであり、

 

自分が相手をコントロールしたいためであることがほとんどでしょう。

 

それに対して、

相手のために叱る場合は、相手の未来を見て、より良い方向を示すために

 

叱咤激励をするのです。ここには「愛」が感じられるので、叱られた方は素直な気持ちで受け取りやすいです。

 

親や先生や上司からのそんな叱咤激励によって大きく変わった、成長した経験を

 

持っている人は少なくないでしょう。

 

 

 

3、身を以て示す

 

「有言実行」というのはそんな簡単なものではないでしょう。

 

しかし、それをしっかり行い、後輩や子どもにその姿を見せるリーダーは

 

影響力があります。言わなくともその後ろ姿が多くを語りますね。

 

率先して、人を手伝い、掃除をして、片付けて、礼儀正しくして、

 

相手を認め、他人を思いやる、成長のために学ぶ、等の行動を

 

行っている姿こそがロールモデルとなるでしょう。

 

 

 

4、自己管理能力が高い

 

とても元気で、エネルギーが高く、はつらつとしている人からは良い影響を受けますね。

 

どんな状況でも、どんな環境でも適応できて、体調不良を訴えることがほとんどないと

 

いつでも頼れるリーダーとなります!

 

きっとその人は自分の免疫力を高くキープするための意識は高いでしょう。

 

食事や栄養素や飲み物に気を配ったり、

 

上質な睡眠に気を配ったり、

 

身体を整える(整体、ヨガ、運動など)ことに気を配ったりしているでしょう。

 

身体を整えるためのルーティン化(ジョギング、ウォーキング、瞑想など)を持っている人が多いでしょう。

 

 

 

5、自信があるから真の優しさがある

 

自分を知っているから、

 

自分の良い面も弱い面も認めており、

 

それが自信になっています。

 

自分の専門性や強みを知っているから

 

そこをうまく活かせていることで自信につながっているでしょう。

 

自信があるから、相手をより認めることができ、

 

それが「真の優しさ」となります。

 

「真の優しさ」とは「相手を信じる」ことでもあり、

 

時には相手にとっては、厳しく見えることもあるでしょう。

 

 

 

6、自分軸を持っている

 

自分軸、ミッション、使命、志を持っているリーダーは

 

ものごとが全て一貫しています。

 

仕事でも家庭でもプライベートでもその一貫性を貫いています。

 

そして

自分軸は、自分のためでもあれば、相手のためでもあり、社会のためでもあります。

 

だからこそ、家庭を大事にして、後輩を大事にして、お客さんを大事にできるのです。

 

周りを大事にするためにも自分を大事にして、自分のエネルギーを整えているのです。

 

 

 

7、視野が広く、視点が高い

 

自分軸、ミッションが備わっていれば自ずと視野は広く、

 

ミクロレベル、マクロレベル、メタレベルと3つのレベルの行き来ができます。

 

ですから、

子どもや生徒や部下や同僚の視野に沿った対応ができるのです。

 

また、

「今」を見ながら10年、20年、30年先を見据えている視点の高さを持っています。

 

その先のヴィジョンが明らかになっているので「今」することがわかります。

 

視野が広く、視点が高いので包容力も増しますね。

 

 

8、行動力がある

 

視野が広く、視点が高いので

 

「今」何をすることが大事かをしっかりわかって行動をしています。

 

行動をするから、身を以て示すこともできているのです。

 

主体的に行動を起こすこともあれば、

 

相手を信じて、「見守る」との行動を起こすこともあるでしょう。

 

相手に行動を譲ることで、相手の成長のチャンスを与えるのです。

 

「見守る」とは勇気のいることです。例えば、

 

親として行動を起こした方が楽で早いでしょうが

 

子どもを信じて、見守ることを選択する方がよっぽどキツイのです。

 

しかし、

親がいつまでも子どもの代わりに行動をしていたら、

 

子どもの成長のチャンスを奪っているのであり、社会に出てから子どもは大変になるだけでしょう。

 

部下を信じて、成長のためのチャレンジを与え、上手くフォローしている上司の元では

 

多くの優秀部下が生まれているでしょう。

 

 

 

9、優れたタイムマネージメント力

 

いろんなタスクをする人ほど、時間の使い方が長けています。

 

自分の役割からのタイムマネージメントを行っており、

 

それぞれの役割を自分でコントロールしながら行っています。

 

仕事もプライベートもタイムマネージメントができており、

 

緊急なことではなく、重要なことに時間をかけています。

 

しっかりと

自分が集中したいことがわかり、廃棄する時間もわかっていますので

 

余裕を持って全てのスケジュリングができるのです。

 

 

 

10、コーチングができる

 

あの上司、あの先生と関わったことでやる気になって

 

良い成績に繋がったり、達成感を感じたり、成長につながった覚えはないですか?

 

コーチではなくとも、自然にコーチングをなさっている親や先生や上司は

 

いっぱいいると思います。

 

相手のやる気を出して、時には相手が気づいていないことを気づかせ、

 

行動を起こさせて、成果を出しているコミュニケーションをしているのです。

 

これが正にコーチングです。

 

相手が安心して本音が話せる関わり方やコミュニケーションができるリーダーは

 

大きな影響力を与えますね。

 

そして、ご自身も常に前向きなセルフコーチングを行っているでしょう。

 

 

 

 

11、素直である

 

影響力がある先生や上司は信念があり、自分軸があり、

 

同時に素直です。

 

ものごとを素直に受け入れるからこそ

 

さまざまな視点を受け入れることができ、それが知識になっていきます。

 

また

素直だから、こその包容力となります。

 

 

素直だから、常に目の前の相手に関心を持ち

 

それが長けたコミュニケーション能力(傾聴力)となります。

 

 

 

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