コーチングやカウンセリングのセッション中、
クライアントが何も話さず、
場に沈黙が流れる瞬間ーー
「どうしよう、何か質問が悪かった?」
「このまま終わっちゃいそう・・・💧」
そんな不安がよぎって、心の中はぐるぐる。
でも、少し立ち止まってみてください。
その “沈黙” 、本当に「話してくれない」だけでしょうか?
🌿「話さない」には、理由がある
沈黙の裏には、実はいろいろな背景があります。
これまで1000人以上のセッション経験から、大きく4つに分類できます。
よくある理由を整理すると、次のようになります。

🔶1、安心感がまだ育っていない
セッション始まったときに、関係構築が不十分なとき、
クライアントは「本音を話してもいい場なのか?」と
慎重になっています。
コーチ側の様子を伺っているのです。

🔶2、氣持ちを “言語化” できていない
本人の中で感じていることはあるけれど、
まだそれを言葉にできる段階にないこともあります。
例えるなら、
→ 霧の中にいるような状態。
言いたいことはある、でもはっきりしていない。
それが「沈黙」として現れるのです。

🔶3、何を話していいか、わからない
「なんでも自由に話していいよ」と言われると、
逆に “自由すぎて話せない” こと、ありませんか?
選択肢が広すぎると、人は固まります。
質問が “大きくすぎる” ことで、答えが見つからないこともあります。
例えば、「人生についてどう考えますか?」など。
それが「無言」に見えるだけかもしれません。

🔶4、考え中である
お客さまは、真剣に自分と向き合っている。
だからこそ、沈黙している。
🌀でも、私たちコーチは「沈黙=停滞」と思いがち。
実は、“前進のための沈黙” なのです。
コーチとしてできる「沈黙対応」の3つのアプローチ
沈黙は “敵” ではありません。
そこには、お客さまが深く考えている「過度期」が流れています。
その時間をうまく活かせることで、良いセッション、お客さまが満足するセッションになります。
では、その時間をどう活かすか?

🔷①「感じていること」に触れる質問を
沈黙を破るために "言葉” を促すのではなく、
まずは ”体感” に意識を向けてみます。
🗣️「今、どんな感覚(体感)がありますか?」
🗣️「その沈黙の奥に、どんな気配がありますか?」
▶️言葉にするのが難しいときでも、
「感じていること」には氣づけることがあります。
この問いに対して、無理に答えを話させるのではなく、
“内側を見つめるサポート” になります。

🔷②選択肢や具体例を渡す
思考がごちゃごちゃになっているとき、
”自由に話して” では逆に何も出てことない。
🗣️「たとえばAとBだったら、近いのはどちらですか?」
🗣️「3つあるとしたら、どんな言葉が浮かびますか?」
▶️コーチは「整理する案内人」です。
選択肢は、“自分で選ぶ” という力を引き出してくれます。
そして、選択肢によって、“気づくきっかけ” になりうる。
☝️「AでもBでもしっくりこないな・・・Cだと思います!」みたいに。

🔷③“一緒に探そう” という空気をつくる
沈黙のときに最も大事なのは、“講師の在り方” です。
コーチが焦ってしまうと、その不安はすぐに相手に伝わります。
🗣️「焦らなくて大丈夫ですよ。まだ言葉になっていない何か、ありそうですね」
🗣️「私も一緒に、ゆっくり探してみたいです」
▶️お客さまは、“この場は安心だ” と思えたとき、
はじめて心の扉を開いてくれます。
🧭講師が持つべき「沈黙耐性」とは?
沈黙に耐えられないのは、自分が「成果を出さなきゃ」と思っている証拠。
でも、講師の役割は「成果を急がせること」ではありません。
むしろ、
🕊️お客さまの “今ここ” を尊重し、
🕊️その沈黙すら意味のある時間に変える。
この “沈黙耐性” が、あなたのセッション力を何倍にもしてくれます。
⭐️まとめ⭐️
- 「話さない」は「言葉にできない」だけかも
- 沈黙は、実は “前進” の前触れである
- コーチの “空気づくり” が、信頼を生む
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あなただけのための特別な時間。
あなたの”地図”を思いっきり広げよう。
人生は思い描くところから始まり、
最初のスモールステップを叶えるまでがとーっても大切!
それが一番ハードル高いと感じることがあるけど、
ビバサンバセッションは
そこを乗り越えるためにあります。
前祝いだーーー
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